―市口コメント―
本日の海老江干潟は快晴で、日陰は若干肌寒いものの、陽の当たる場所で作業していると汗が噴き出してきて、春の訪れを予感させるうららかな陽気でした。
さて、今回は干潟の中州でゴミ拾いを行いました。
私たちは、普段、阪神淀川駅に近い河川敷を中心に活動していますが、この河川敷は淀川河口の左岸に位置しており、その全長は約500メートル程あります。
その上流側の淀川大橋の近くから下流へ向かって、海老江干潟があるのですが、その中央部が中州になっていて、干潮時には水が引いて歩いて渡れます。
この日は、正午に干潮になるという情報をしじみ採りをしていた方から聞いて、中州でのゴミ拾いを決行しました。
中州は満潮時でも水没しないようで、地面や草木は乾燥していましたが、そこには大量の漂着ゴミがありました。
腰高の草が多く生えているので、上流から流されてきたゴミが引っ掛かりやすく、川の水かさが増した時に漂着したゴミが、長年蓄積されてきたと思われます。
予想していたことではありますが、こんなにゴミだらけの場所を渡り鳥に提供していたなんて大阪人として申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
渡り鳥がいる風景を、大阪にもこんなに自然豊かな場所があるんだと単純に感動していましたが、これらのゴミが、渡り鳥の体を傷付けたり、小さなゴミを誤飲するなどの健康被害を与える可能性もあります。
上辺だけを見ていては、実態が分からないということを改めて気付かされました。
二時間の活動時間で拾ったゴミは23袋。
しかし、中州の一部のゴミしか拾えませんでした。
これからも干潮時にコツコツとゴミを回収していきたいと思います。
中州から河川敷へ移動したとき、淀川大橋の下に不法投棄されたゴミがあったので、これも一緒に回収しました。
様々な要因がある漂着ゴミと違って、河川敷の不法投棄は誰かが意図的に捨てた可能性が高いものなので、これらを回収するのは不正行為を隠蔽しているような複雑な心境になります。
不法投棄のような身勝手なことをする人がいない世の中になってくれることを祈るばかりです。
さて、来月は野鳥の会の皆さんと海老江干潟のゴミ拾いを行う予定です。
8時30分から自然観察をして、その後10時からゴミ拾いを行います。
皆さんのご参加をお待ちしています。