
―近藤コメント―
みなさん、海老江干潟ってご存知でしょうか?大阪を流れる大動脈と言っていい淀川の河口近くにその場所があります。そこでは多くのバードウォッチャーたちが干潮時に餌を獲りに飛来する野鳥を観察したり、おっちゃんたちがのんびりとハゼを釣っていたりするのどかな場所です。しかし淀川の河口近くということでゴミの量も半端な量ではありません。いままでゴミンゴがやってきた場所と比べてもダントツで多いのではないでしょうか。そして厳密なことを言っておきますと、ゴミンゴの活動はまだ海老江干潟まで辿りつけていません。海老江干潟の手前にでっかいゴミwith枯れ草の山がうずたかく積まれており、まずはそこからキレイにしようということで初回はがんばりました。その場所は阪神電車の高架の真下なので、話をしていても電車が通ると全く何も聞こえなくなります(笑) ゴミwith枯れ草の山をキレイにするだけでゴミンゴの精鋭11人総出で半分強取り除けたかなってくらいです。枯れ草の中からはいろんなゴミが出てきます。缶、ビン、ペットボトルなんて当たり前。釣り道具やら、お弁当屋さんとかコンビニで使われているプラスチック製の弁当箱(でも一つだけ陶器inの弁当箱があった!!)やら、銅線を抜いた銅線(完全に犯罪のにおい、完全犯罪のにおいではありません)やら、何かもう生活に使うあらゆるものが落ちていると言っても過言ではありません。
そんな中で、今回のゴミ拾いではゴミではないすばらしいものを拾いました。それは紙芝居です。紙芝居と言ってもボクらの世代(80年代生まれ)が懐かしいとは思えないほどのレトロ感溢れる逸品。紙芝居専用の木枠の箱、そしてあたりには水飴が散乱し、水飴用の割り箸やミルク煎餅の煎餅部分がバラバラと落ちていました。紙芝居と一緒に持ち主の新聞記事と思われるものが入っていたので、その旨を警察に伝えると警察がやってきて、その紙芝居は無事に持ち主の手元に戻ったようです。その紙芝居はバイクごと盗難されていて、持ち主の方は必死に探しておられたそうです。この方の特集がNHKで放送されまして、ゴミンゴも少しだけですが取り上げていただきました。紙芝居が戻ってから再びコドモたちの前で紙芝居をなさっている映像を見て、自分たちが拾えてよかったな〜と改めて思いました。活動中にはこの紙芝居を拾えただけでゴミンゴ☆海老江干潟の役目は十分に果たしたな!とか言って笑っていたんですが、ゴミ拾いという直接的な効果ではなく、思わぬ副産物で貢献できたことに驚きでいっぱいです。これからも長い間、コドモたちの楽しみであっていただけたらと切に願います。